今日は立冬です。例年より暖かく過ごしやすい日となりました。
すっかり遅くなりましたが 10月21日の演奏会には足をお運びいただきましてありがとうございました。おかげ様で毎年、ほぼ満席の状況で いつも聴いてくださる方には心から感謝申し上げます。
今回はブランデンブルグ第3番とドヴォルジャークの弦楽セレナード、ヘンデルの合奏協奏曲作品6-1は再演でした。
最後のご挨拶でもありましたが 弾く曲がなくて何回も弾いている訳ではなく、その時はそこまで、で もちろん達成感はありますが 次にまた同じ曲に向かい合うと違った面が見えたり、こういう風に今回は弾いてみようという新しい発見があります。それは不思議な感覚で 年齢を重ねるにつれ それが楽しいと思うようになりました。
今回、初めて挑戦したカプリオール組曲。これは楽譜はいたって簡単そうですが、これがなかなか難しい。弾けば弾くほど高度なテクニックが必要とされることが判明し、私としては満足するところまでいけませんでした。また弾くチャンスがあることを願っています。
やはり15年という年月は長く、演奏以外にメンバーや家族の健康など 色々な問題を抱えながらの1年でした。
弦楽器は他の楽器にくらべて長く演奏できますが、それも健康があってのこと。
いつまでも続けられる訳ではないと強く思い、できる時にできる事をやっておこうと改めて感じました。
2019年の演奏会の日程も10月27日(日)JTアートホールアフィニスとすでに決まっていて、選曲も始まっています。
どうぞ またお出かけくださいますよう お願いいたします。