今年の夏

今年の夏は危険という言葉がぴったりな猛烈に暑い夏となっています。
いかがお過ごしでしょうか。

毎年7月末からの軽井沢への避暑ですが、今年は偶然、1週間早くから来ることになり、ここ何日かの東京の酷暑を避けることができました。
軽井沢も陽射しは強く気温も昼間は32度近くになります。住んでいる人にとっては今夏は相当に暑い、と言いますが 空気のムッとした感じがなく、私の知っている夏の暑さで 朝晩は24度くらいで東京からきた私にはとても涼しい。
特に今朝は空気が冷たく爽やかで、いつもの軽井沢の気候に戻っています。

昨晩はみなとジュニアアンサンブルメンバーのHくんの学校の演奏会が大賀ホールであると知り、出かけてきました。
私の勝手な思い込みでオーケストラの定期演奏会でモーツァルトのピアノコンチェルトが曲目にあり、誰かソリストを呼ぶのかなぁと思っていたら、なんとソリストはHくん!
1部にはソロの演奏があり、2部はブラスバンド、3部に弦楽との合同演奏でモーツァルトのピアノコンチェルト23番1楽章を演奏するというてんこ盛りの楽しい演奏会でした。

Hくんはヴァイオリンを弾き(バッハの無伴奏!)ピアノ伴奏をし(それもラロのスペイン交響曲の5楽章というピアニストでも嫌がる曲!)そしてピアノコンチェルトのソロを弾く、その後にヴィオラまで弾く、という何とも強靭な精神の持ち主としか思えないことをやってのけました。若いからできるのか?何でもできちゃうのか?多才で素晴らしい。
実は私は彼のピアノは小さい時に1回、聞いた事があるだけで、ヴァイオリンしか知りませんが繊細でガチャガチャ弾くタイプではなく、何かを伝えたいという意思が感じる演奏できっと上手になるなぁと思っていましたが、ピアノの方がもっとそれを強く感じます。伴奏もヴァイオリン を弾いているだけあって、演奏者と一体になって邪魔をせず主張し寄り添うという大切な事を既に身につけていると感じました。
どんな人生を送るのか、今後が楽しみです。

私たちもまたここで演奏会ができたらいいなと思いながら帰ってきました。

A.C.ショーの教会。毎年8/1に、ここでショー祭があり、若い芽の会ジュニアアンサンブルは何回か演奏させてもらいました。

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