演奏会が終わりました

8/11(土)プラハから車で2時間ほど、ルナール城でのコンサートが終わりました。
リハーサルは全曲、通す時間はなくさわりのみ。会場はとっても響いて、もっと短く弾いてという指示しか出ません。そして暑い。

学校の練習室も今回、借りたアパートメントもそうでしたが、石でできた建物で天井は高く響きは半端ない。
日本はやはり木と紙でできた環境の中で弾いているので、自分で響きを作るという作業をしなくてはなりません。
そこが全然違うなぁとつくづく感じました。日本より乾燥しているので、自分の楽器がよく鳴ると感じるのですが、建物の問題も大きく影響しています。
モーツァルトのディヴェルティメントも速いパッセージを もたもたとみんなで弾いていたら響きすぎて音がごちゃごちゃになってしまうので、短く、弓はコンパクトに使ってささっと弾かなくてはならず、気が抜けませんでした。演奏は完璧ではありませんでしたが、楽しかったです。ソリストの演奏は素晴らしかった!

演奏会終了後は打ち上げ会場に移動。美味しいチェコ料理とビールをいただきました。
そしてまたバスで帰ったのですが、プラハについたのは夜の12時過ぎ。
長い一日になりました。

今回、合奏団のメンバーに呼びかけて参加したミュージックキャンプでしたが、キャンプの様子が少しでも伝わりましたか。弦楽合奏の他に私は個人レッスン、指導法講座、レッスンの聴講というスケジュールでした。
空いている時間にはスーパーへ買い出し、楽譜やさんへも行きましたが 練習もしなければならず、あっという間に過ぎてしまった感じがします。ヴァイオリンの事しか考えなくていいという時間はこの歳になるとなかなか取れないので、大変貴重な時間となりました。ヴァイオリンは他の楽器に比べると長く弾けると思うのですが、そうは言っても もう私にもそんなに長く時間は残されていないと思うので、弾けるうちに悔いなく弾いておきたい、そしてまた機会があったら、参加したいと願っています。

演奏会をしたルナール城
現在は城主が19人いるそう。

天井の高い素敵な広間。陽がよくあたって暑い。

今日のチラシ。お客様はご近所の方?満員でした。
城主もきていました。

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