チェコから(2)

講習の期間に、日曜日が入ったので ミュージックキャンプ主催のプラハ観光に参加しました。
毎年、行く場所は違うらしいのですが、今回はドヴォルジャークの生家とその街にあるネラホゼヴェス城に行ってきました。このお城はボヘミアン貴族の中でも もっとも古く、有名なロブコヴィツ家(Lobkovic)の居城で、ロブコヴィツ家が16〜18世紀にかけて収集した絵画(ルーベンス、ベラスケスなど)が展示されています。特に興味深いのは、ベートヴェンの後援者としても有名で交響曲3,4,5の原本が見られます。

ミュージックキャンプでは、日曜日を除いて毎日、午前中は合奏の練習。クーラーがないので 暑さとの戦いでもあります。最終日の11(土)にはコンサートがあります。
熱気溢れる練習で、基本チェコ語。通訳が入るのですが、チェコ語は早口なのか?聞きなれないからなのか?暑さのせいか?頭がクラクラしてきます。
練習が終わると午後はレッスンの聴講や講座、自分の練習もしなければならず、あっという間に一日が終わってしまいます。
今回はいつも開かれている大学が改修工事の為、カレル橋のたもと、日本大使館のすぐ前の音楽大学で開催されていて、立地は抜群。なのに夜のカレル橋に出かけたのは、来てからちょうど1週間たってからでした。
昨晩は、エステート劇場でドン・ジョバンニのコンサートがあるというので出かけました。

ドヴォルジャークの生家にも行きました。今年の10月には弦楽セレナーデをやるので拝んで来ました。

大学の練習室


エステート劇場まで徒歩で10分ほど。モーツァルトはここでオペラ「ドン・ジョバンニ」の杮落とし公演をしています。

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