演奏会を終えて

私が代表を務め、演奏もしている弦楽合奏団ENSEMBLE MINATOの定期演奏会を10月25日の日曜日に開催しました。

お陰さまで前売り券は完売という嬉しい悲鳴。足をお運びくださった皆様には心から感謝し、御礼申しあげます。

聴いてくださる方がいてこその演奏会です。ありがとうございました。

今年はシューベルトの「死と乙女」を弦楽合奏で演奏するという私たちに取っては大きな課題に取り組みました。いつもの何十倍も練習を重ねて迎える演奏会でした。

本来はカルテットの曲である「死と乙女」もちろん4人で演奏してもそれはそれは難しい。でもこれが多勢となると揃わない、合わないの繰り返し。弓の使い方も改めて勉強し直しました。本当に弦楽器って奥深いと改めて実感。弾けない時間をたくさん過ごし、少し先が見えたのは夏も過ぎたころでしょうか。

でも本当に皆、よく練習しました。もちろん満足のいく演奏ではなく、シューベルトにも怒られないように、又、聴いてくださる方も色々ご意見があると思いますが、やはりこの曲に取り組んで得た物は大きかったです。

私たち、合奏団の特徴のひとつである立奏も、シューベルトは長いので(だいたい40分くらい)座って弾く?と意見も色々でしたが、やはり立って弾こう!と決まったのも10月に入ってから。

ギリギリまで細かく緻密に練り上げ、最終的には頑張ってるって見えないように、頑張ろう!と本番を迎えました。

今年はずっとほとんどこの曲しか練習してなくて、あぁ、もう練習しなくていいんだと思うとなんだか寂しいよーな・・・

来年の曲はこれからメンバーで考えていきます。そんなに長く続けていかれないかもしれないから、そろそろ弾いておかないと、という曲もあるし、今回のブルックグリーン組曲のように、やってみたら新鮮だったとまだまだ弦楽合奏のいい曲はたくさんあります。

どうぞまた来年も私たちの演奏を聴きにいらしてください。

心よりお待ち申し上げます。

ろくもんという電車をご存知ですか。軽井沢と長野の間を走る、観光列車です。

なんと食事がついています。私が乗ったのは和食の車両。洋食もあります。
全部で3両の豪華列車で、秋を堪能しました。

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