楽器のメンテナンス

楽器は買ったらそれっきりで、一度も調整してもらった事はないという方はいらっしゃいませんか。
いい楽器ほどメンテナンスはとてもとても重要で必須です、

こんなにこんなに暑い国になってしまった日本。楽器は大丈夫なの??と毎夏、心配して何年になるでしょう。
長期で出かける時はいい機会と、楽器のメンテナンスを兼ねて 預けて行きます。
普段は、ヴァイオリン工房のスタジオでレッスンをさせていただいている事もあり、最近鳴らないとか、ここ大丈夫?と本当に頻繁に見てもらっているのに、な、なんと!
「顎あての下が割れてます」と電話をもらい、ガーーン!

ヴァイオリン、弦楽器全般の話ですが、年に何回かの弦の交換はもちろん、弓の毛替え、その他とても繊細な楽器ですので、最低1年に1回。できれば2回は必ずメンテナンスが必要です。
日本の気候がずいぶん変化しているこの頃、特に梅雨から夏は楽器にとってもつらい季節。
人間と同じで、汗や湿気は大の苦手。
ぜひ、この夏休みを利用して調整してもらってください。よーく鳴るようになった楽器もいっぱい知ってます。

この白い線が割れている所。ちょうど顎あての下で気がつきませんでした。

割れていたり剥がれていると、音にとても影響があります。当然ですけど。

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