3回目の緊急事態宣言が発令され、公共施設の利用制限がかかり 予定していた4月30日（金）五反田文化センター音楽ホールでのみなと弦楽合奏団「第2回定期演奏会」が中止を余儀なくされました。
この演奏会は昨年2月末に開催予定、ホールはその1年前に予約をしていて状況をみて4月30日（金）に延期した経緯があります。
コロナ禍の中、場所が使えない、人数制限があるなど練習にも様々な制限がかかり それを乗り越えての演奏会となるはずでした。人が集まれないこの時代に 距離を取り、マスクをし、弦楽器は集まって演奏ができました。できない事がたくさんある今だからこそ、くさらず、くじけず、頑張ろうと皆を励ましてきましたが、自分を叱咤激励して進んできたのかもしれません。
豊かな世の中になり、世界中どこでも行かれるようになり、人間の限界はどこまで進んでいくのだろうと思っていた矢先、このコロナという人間の楽しみを奪い、人間関係までおびやかされる時代になろうとは 誰が想像できたでしょう。
淡々と状況を受け入れ、その時にできることを選択し進んでいこうと、コロナ禍の最初の頃に悟ったつもりでいましたが、今回はやられた感でいっぱいです。本番を無事に迎えられることがどれだけ貴重なことなのか、今更ながら思い知りました。
来月5月30日（日）には王子ホールにて弦楽合奏団ENSEMBLE MINATOの演奏会を控えています。
弦楽合奏団ENSEMBLE MINATO https://ensemble-minato.com
これも昨年の10月に開催予定だった演奏会を中止し、5月30日（日）に延期した演奏会です。無事に開催できることを祈るのみです。
今年の桜です。昨年同様、散歩しながらの花見となりました。
