エリック・サティ生誕150年 コンサートを終えて

先週の土曜日(21日)北区 滝野川会館大ホールにて 指揮の久保田洋先生主催「エリック・サティ生誕150年記念コンサート」に参加しました。
小さい編成のオーケストラでしたが 弦楽器はみなと弦楽合奏団。
演奏会は1部と2部に分かれ、私たちが出演した2部のプログラムは オーケストラ演奏で「ジムノペディ」「ピカデリー」「3つの小品」の3曲、ミニオペラ「ジュヌヴィエーヴ・ド・ブラバン」には、合唱、ソプラノ、バリトンのソリストが入り、演奏者の私たちにとってもドキドキの演奏会となりました。
あっという間に終わってしまった感じがありましたが、楽しんでいただけましたか。
来ていただいたお客さまの反応はいかがだったのでしょうか。

弦楽合奏では体験できないたくさんの事を今回はやらせていただき、指揮の久保田洋先生、企画や当日の進行全てを仕切ってくださった奥様の久保田郁子さんにも心から感謝しています。
もともとがピアノ曲の多いサティ、私自身も演奏したことのある曲は少なく、オーケストラ曲はもちろん「ジュヌヴィエーヴ・ド・ブラバン」は聴いた事もありません。
フランスものだし、いつもやっているバロックとは全く違うし、歌の伴奏も初めてだし本当にできるのだろうかと最後まで不安でしたが、なんとか大きな事故もなく終えることができました。
4月に入ってからは毎週 練習があり、それにもメンバーの皆さんがほとんど参加してくださって本当にありがとうございました。

今回、練習を重ねるにつれ 音色が変わっていきました。いつも弾いているバロックの曲とは大きく違い、指揮者の要求も もっと表情を出して、柔らかく、色っぽく弾いて等々。
演奏会当日のリハーサルで客席から聴いた音は、とても綺麗で柔らかく心地よかったです。
もちろん音程やそれぞれのバランスなど問題もありますが、この何回かの練習で進歩したと強く感じています。

弦楽合奏の曲はそんなにある訳ではなく、皆がそれなりに弾ける曲と選曲をしていると やはりいつも同じような曲になってしまっています。
私自身にとっても もっと挑戦しようと反省できるいい機会になりました。

次回は港区音楽連盟主催 「秋の小さな音楽会」に出演します。

リハーサル風景です。

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