今年は徳川家康没後400年にあたるそうで、菩提寺である芝増上寺では新しく宝物館を開設し 現在、英国ロイヤルコレクション所蔵の「台徳院殿霊廟模型」を展示しています。
これは2代将軍秀忠公の御霊屋として、3代家光公が1632年に増上寺の境内南側に作った壮大な建築群の10分の1の模型で、日光東照宮のモデルにもなった霊廟でした。こんなすごい建物が今の芝公園あたりにあったなんて。
残念な事に1943年の戦災で焼失してしまいました。
この模型は日本で作られ1910年にロンドンへ渡り 100年ぶりの里帰りだそうで、なぜロイヤルコレクション?
興味のある方はぜひ観にいって理由を確かめてみてください。
それにしてもこれはバラバラになって保管されていたそうで、今回 修復、クリーニングがされ展示されています。
緻密で彩色が素晴らしくきれいで一見の価値あり。
増上寺は狩野一信作「五百羅漢図」というすごいお宝も持っていて、今回も一部展示はされています。
今後は少しずつこの宝物館で公開していくそうです。
楽しみ。
グランクラスに乗りました!