シューベルト「死と乙女」

どんなGWをお過ごしになりましたか。

毎年GWに有楽町国際フォーラムで開催されているラ・フォル・ジュルネ。
私が代表をつとめる弦楽合奏団「ENSEMBLE MINATO」がこの秋の定期演奏会のプログラムに入れている、シューベルトの「死と乙女」の弦楽合奏版の演奏があると知り、同じ日にプログラムされていたカルテットの演奏と両方を聴いてきました。
このシューベルトの「死と乙女」(弦楽四重奏曲第14番ニ短調)は、もともとがカルテットの為に作られ、その後、マーラーが弦楽合奏版に編曲しています。弦楽合奏版にはコントラバスのパートも加えられ、オリジナルの弦楽四重奏版よりも響きに厚みが増し、よりドラマティックになっています。
とにかくテクニックが難しい曲で、これを大人数でやるのかと思うだけで憂鬱になる。少しでも参考になればと両方の演奏を聴く事にしました。

カルテット演奏のアルデオ弦楽四重奏団は4人とも女性でパリ国立音楽院出身。とても自由で聴いていて楽しい。おっと、そんな風に弾く?というような所もあり、何といってもテクニックが素晴らしい。4人だとこんなに自由に演奏できるんだとあらためてカルテットという編成に納得。あんな風に演奏できたら楽しいだろうな。
弦楽合奏はコンチェルトブタペスト。人数もかなり多い弦楽合奏団で、指揮あり。(アンドラーシュ・ケラー)
カルテットに比べたら自由さはないけれど、勉強になる事は山ほどあって、CDを聴いているだけではダメだなぁと改めて思います。
色々な演奏を聴いて自分達の方向を探っていく?最終的にはやりたい事をしていくのですが、こういう機会もあっていい。両方聴いてよかった。
色々言っていますが 今は楽譜どおりに弾く事で精一杯です〜。

弦楽合奏団 ENSEMBLE MINATOの定期演奏会は
10/25(日)14時開演 JTホールアフィニスです。
ぜひ聴きにいらしてください。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/minato/

 

自宅の近所でとても流行っているケーキやさんです。
開店と同時に行ってもお店の外まで行列しています。
一見、ケーキ屋さんとわからないほど看板も出ていなくて、通り過ぎてしまうようなお店。
どこから?誰に聞いて?買いにきているんでしょう??
でもどのケーキもみーんな美味しい。

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